代表理事あいさつ

一般社団法人アロマウェルビーイング協会
代表理事 原 三智子

こんにちは。一般社団法人アロマウェルビーイング協会のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。

当協会は、「アロマで幸福度をあげる介護」を理念に、介護で思い悩んでいる人に、アロマとコミュニケーションを活用して、介護体験が幸せな未来につながるよう応援しています。

香りとの出会いが人生を変えたこと

2000年よりアロマテラピーの仕事に携わり、サロン・スクール運営を通して、女性の心と体のケアに関わってきました。

現在は、一般社団法人アロマウェルビーイング協会 代表理事として、高齢者ケア、認知症ケア、介護者のセルフケアを中心に、アロマとタッチングを活用した心身のケアをお伝えしています。

介護施設や地域活動、講座・講師育成などを通して、『触れること』と『香りの力』を日常のケアに活かす活動を続けています。

私がアロマテラピーと出会ったのは、子育てをしながら会社勤めをしていた頃でした。

当時は、自分でも気づかないうちに心も体も緊張し、不調を抱えていました。そんな時に出会った精油の香りは、まるで自然の中で深呼吸をしているような感覚で、張りつめていた気持ちをゆっくりほどいてくれました。

「この香りを、必要としている人に届ける仕事がしたい」

そう感じたことを、今でも鮮明に覚えています。

女性の心と体に寄り添うサロン活動へ

会社員として働きながら学びを続け、2002年に自宅サロンを開業。

アロマトリートメントだけではなく、自然療法やカウンセリング的な関わりも取り入れながら、お一人おひとりに寄り添うホリスティックなケアを実践してきました。

これまで約5000名以上のお客様をお迎えし、更年期世代の女性をはじめ、心身のバランスを崩しやすい方々のサポートを行ってきました。

香りに触れることで表情がやわらぎ、「ここに来ると安心する」と言っていただける時間が、私自身の支えにもなっていました。

学びを伝えるスクール活動

その後、アロマテラピースクールを設立し、延べ7000名以上の卒業生を育成。

全国でハンドトリートメントを実践するセラピストや講師の育成にも力を注いできました。

活動を続ける中で、介護福祉士、看護師、ご家族を介護されている方など、多くの方から

「高齢者ケアにアロマを取り入れたい」

「認知症の不安を少しでも和らげたい」

「介護する側の心も限界です」

という切実なお声をいただくようになりました。

また、デイサービスでのハンドケアボランティア活動や、障がいがある方へのアロマ講座など、地域に根ざした活動も継続して行っています。

介護の現場で感じた、香りと触れることの力

介護の現場では、言葉だけでは届かない場面があります。

  • 不安が強くなっている時
  • 認知症によって気持ちをうまく表現できない時
  • 介護するご家族自身が疲れ切ってしまっている時

そんな時、やさしい香りや手のぬくもりによって、表情がふっとやわらぐ瞬間があります。

触れられることで安心し、「ありがとう」の一言に、介護する側の心が救われることもあります。

アロマテラピーは、単に香りを楽しむものではなく、人と人との関係をやさしくつなぎ直してくれるコミュニケーションのひとつだと感じています。

家族の介護と看取りを経験して感じたこと

私自身も家族の介護や看取りを経験する中で、あらためて感じたことがあります。

それは、介護には「これが正しい」ことはなく、「安心感」や「ぬくもり」が必要だということです。

介護の日々は、決してきれいごとばかりではありません。

戸惑いや心身の疲れ、先の見えない不安を感じることもあります。

それでも、介護中にふと笑ってしまった出来事や、大変な時間を家族で笑いに変えてきた記憶は、看取りの後も、愛おしい思い出として心に残っています。

親を看取った後も、残された家族の人生は続いていきます。

だからこそ、介護する人も、される人も、どちらかだけが我慢するのではなく、互いの心が少しでも穏やかになれるケアを大切にしたいと思っています。

香りとタッチングで、心に触れるケアを届けたい

現在は、介護アロマケアラー育成、講師育成、研修活動などを通して、介護や福祉の現場、ご家庭の中で実践できるアロマケアを全国へ届けています。

介護する人も、される人も、どちらかだけが我慢するのではなく、互いの心が少しでも穏やかになること。

そして、年齢を重ねても、その人らしい尊厳と笑顔が守られること。

そのために、これからもアロマとタッチングを通して、「心に触れるケア」を丁寧に伝えていきたいと思っています。

原 三智子

英国IFA認定アロマセラピスト
英国IFA認定アロマタッチケア認定講師
英国式リフレクソロジスト
一般社団法人日本認知症予防学会会員
認知症サポーター

代表理事による教育・啓発活動について

介護アロマを学ぶ方向け

アロマウェルビーイング協会 本校講師として、介護アロマインストラクター養成コースタッチングアロマインストラクターコース などを開講し、主にインストラクターの養成に携わっています。

介護事業者様向け
認知症予防にアロマテラピーが有効であることが立証されています。ご高齢の方の脳の記憶を担う海馬に働きかけMCI予防、認知症の予防、QOLの向上を目指します。ご利用者様やご家族様、経営者様、職員様にもアロマテラピーの活用法をご提案いたします。

学校、放課後等デイサービス、特別支援学校など
子供たちやママ向けに五感にアプローチする香りとタッチングでコミュニケーションが図れるアロマテラピー講座を開催します。障がいがある子供たちにも香りの楽しさを知ってもらい、未来への可能性を期待できます。

企業様向け
社員のウェルビーイングを目指している企業様向けに、アロマテラピー講座を開講します。基本的な内容とアロマクラフト(ルームスプレー、マッサージオイルなど)を作成する講座を開講します。また、メンタルヘルスの取り組みに加え、セルフケアに大変有効なアロマテラピー導入についてご提案します。オンライン講座の開講も可能です。

これまでの事例

現在までに、下記のような企業・団体様向けの講座などを担当させて頂きました。

  • 介護美容研究所様アロマテラピー講座担当
  • 第14回日本認知症予防学会学術集会登壇『デイサービスでアロマハンドトリートメントの取り組み』
  • 企業様社員向けアロマテラピー講座担当

代表理事による教育・啓発活動に関するご依頼・お問い合わせはこちら

IFA(International Federation of Aromatherapists)とは

IFAは英国で1985年に創設されたアロマセラピーにおける最初の運営組織で、1986年からは慈善団体として登録されています。

現在43の国々で運営しています。IFAは英国で最高のトレーニング水準を設けており、約500時間以上のトレーニングや自宅学習では、精油学、解剖生理学、病理学、ビジネススタディ、アロマトリートメントなどを学び、試験官が来日し試験に臨みました。

また、リハビリやケアプログラムの一環として、支援やアロマセラピーの統合に幅広く関与しており、研究に投資している唯一の英国の慈善団体の一つです。