94歳の母の介護が必要な状態になり約3年が経ちます。

ある日、急に腰が立たず歩けなくなり入院となりました。

自力で歩けるようにリハビリを継続しましたが、手すりにつかまらないと歩けません。

退院後は病院での習慣が続いているせいか、ベッドで寝ている事も多くなり、ますます筋力が弱ってきたように思います。

初めて「介護認定」を受けるために病院や地域ケアプラザやケアマネジャーさんとのやり取りなどの負担が大変でした。

実際にこういった状況になり始めて知ることも多く、仕事の合間の負担は増加しました。

ただ、自分で仕事の時間を調整できるので自由に動けたのは助かりました。

86歳の時に家の階段を踏み外し転んで肩を痛めた頃から、体の衰えが目立ってきました。

本人の気は若いので体力の衰えに気づきにくいのかもしれません。

親の今までなかった状況をメモしておくといいと思います。後から読んで参考になることもあります。

また、離れて暮らしているとかかりつけの病院を知らない事も多く、早いうちから病院とくすり屋はどこか聞いておくとよいですね。

最近はパジャマのボタンを掛け違えることも増え、ズボンも前後ろ逆にはくことも多くなりました。

脚力が弱っているのでうまく足を動かせず、お尻の上までズボンもはけないことがよくあります。

なるべく柔らかく大きめの伸びがよい服がおすすめです。

最初は、私も焦って「反対にはいてるわよ!」と少しきつく言っていたかもしれません。

何年か介護を続けていると、「ま、いいか」という気持ちになり、きちんとしなくてもいいと思えるようになりました。

介護者は何年も続く介護に自分が疲れないように、手抜きしながら、そして自分の時間を持ちながら向き合っていけるといいですね。

原 三智子

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