代表理事あいさつ
一般社団法人アロマウェルビーイング協会
代表理事 原 三智子
こんにちは。一般社団法人アロマウェルビーイング協会のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
当協会は、「アロマで幸福度をあげる介護」を理念に、介護で思い悩んでいる人に、アロマとコミュニケーションを活用して、介護体験が幸せな未来につながるよう応援しています。
アロマテラピーとのかかわり
30代後半まで会社勤めをしていた私がどのようにアロマテラピーに関わってきたか、みなさまから興味を持って質問されます。子育て中に様々な不定愁訴を感じているときに、自然の中に身を置いているような心地よい精油の香りとの出会いで人生が大きく変わりました。なぜかこのアロマテラピーを仕事にしようと、学ぶ前から決めていたことを鮮明に覚えています。
会社員として働きながら学びを続けているうちに、私自身の心や体は健康になっていきました。そして、同じ40代前後の女性が香りとともに健康になり、生きがいを感じながら人生を歩むお手伝いができればと、2002年、自宅にてアロマテラピーサロン開業に至りました。
アロマ以外の自然療法も融合させながら、サロンのお客様のメンタルケアに活かし、約3000人以上のお客様を迎えました。そして、アロマトリートメントで心と体の調和を図り、自然治癒力をお客様自身が高めるお手伝いをしながらホリスティックなケアを実践してきました。
アロマテラピースクールの設立
少しずつ講座を開催しながら、アロマテラピースクールハーブドロップカレッジを設立し、日本にもアロマテラピーという言葉が身近になってきたのを感じています。さらに、延べ7000人以上の卒業生を育成し、全国にアロマハンドタッチングケアセラピスト認定講座の教室は15校でセラピストは全国に約1900名誕生しています。
卒業生には、介護福祉士や看護師の方も多く来校し、ご高齢の方のためにアロマでケアをしたい、喜んでもらいたいというお声を数多くいただくようになりました。
介護のアロマテラピーへの活用
こういった福祉関係や医療関係の方、またご家族を介護中の方にも大変ご興味を持っていただく事が多くなりました。
ご家族の方はひとりで介護をするのは辛い、毎日、認知症が進んでいる、どうしたらいいかわからない。という切実なるお声も聞きます。そんなあなたでも、アロマテラピーを活用すればしあわせな介護を実践できると確信しています。
そこで、思い切ってアロマテラピースクールは閉校し、介護に特化した専門的なアロマテラピーを実践できる一般社団法人アロマウェルビーイング協会を設立いたしました。
これからの日本社会にはご高齢の方の数もさらに増え、特に認知症の症状を訴える方がご家族にも施設にも増えているのをひしひしと感じます。
特に介護が必要な方へのアロマテラピーの実践は大変有効で、様々な症状の緩和にも繋がります。介護施設や病院への導入、ご家庭での活用など福祉分野への広がりを期待できます。
介護アロマを実践することで、みなさまの心が穏やかになり、安心して施術を受け、「ありがとう」という言葉と笑顔をもらっています。そして、アロマテラピーとコミュニケーションでお互いに幸せになる介護ができる介護アロマケアラーが全国で活躍できるよう応援していこうと決めました。
あなたもぜひ、わたしたちと一緒に介護の世界にアロマテラピーの風を吹かせてください。
原 三智子
英国IFA認定アロマタッチケア認定講師
英国IFA認定アロマセラピスト
英国IFA妊娠期とアロマセラピーモジュール修了
英国式リフレクソロジスト
一般社団法人日本認知症予防学会会員
認知症サポーター
IFA(International Federation of Aromatherapists)とは
IFAは英国で1985年に創設されたアロマセラピーにおける最初の運営組織で、1986年からは慈善団体として登録されています。
現在43の国々で運営しています。IFAは英国で最高のトレーニング水準を設けており、約500時間以上のトレーニングや自宅学習では、精油学、解剖生理学、病理学、ビジネススタディ、アロマトリートメントなどを学び、試験官が来日し試験に臨みました。
また、リハビリやケアプログラムの一環として、支援やアロマセラピーの統合に幅広く関与しており、研究に投資している唯一の英国の慈善団体の一つです。