稲垣陽子

愛知県在住。

企業の一般事務で3年勤務。長女妊娠後期に、アロマテラピーと出会い、精油を使用した足浴で足のむくみが和らぎ、心地よい香りでリラックスできた。

長男出産後は、長男の繊細さ、自身の心身の不調で大変な時期を過ごした。

2013年にホームヘルパー2級を取得。長男の母子登校のため仕事復帰はせずに子どもと向き合う時間を大切にする。

2020年、24年ぶりの仕事復帰。未経験だが以前から関心のあった訪問介護員として働く。1500回以上ご高齢のお客様のご自宅を訪問する。ご利用者様から「ありがとう」と心から感謝していただける事が多く、やりがいを感じている。

2024年、もっと他にできることはないかともやもやを感じている時、一般社団法人アロマウェルビーイング協会に出会う。「誰もが生きがいを感じ、人生を輝かせながら、希望と幸せにあふれる社会を創造する」という理念に深く共感し、講座を受講することを決意する。

私が20歳の時に、ガンを患い病院で亡くなった母には、手を繋ぐことで得られる温かさは感じたけれど、痛みを和らげることはできなかった。

そのもどかしい思いを持ちながら、資格を取得した今、高齢者、障がいがある人、１日中ベッド上で過ごし介助を必要とする人たちに向けて、アロマテラピーを使って周りに“笑顔“と“ありがとう“の種まきをしている。