「アロマセラピストとして、もっと活躍したい!」
あなたもそんな風に考えたことはありませんか?
アロマの資格を取得する人は、年々、増えてきています。
しかし、自分にどんな資格が向いていて、どんな検定を受けるべきなのか?
迷ってしまうこともありますよね。
そこでこの記事では、私のアロマ歴22年の経験をもとにして、アロマの資格の種類に関する最新の情報を目的別に探せるまとめを作成しました!
ぜひ、アロマの資格取得や検定受検に役立ててください。
アロマセラピストとしてのさらなる活躍への第一歩になるはずです。
あなたも「介護アロマ」の資格を取得して、講師として活躍してみませんか?
アロマセラピストとしての活躍の幅を広げ、サロン経営の安定と社会貢献につながる、アロマウェルビーイング協会認定の介護アロマ資格とは?
目的別アロマの資格の種類
資格を取るときに大切なこと。
それは、あなたの目的にあった資格を見つけることではないでしょうか?
特にアロマの資格は、さまざまな団体・協会によって認定されています。
そのため種類が多く、迷ってしまうこともあるでしょう。
そこでこの記事ではまず、目的別にアロマの資格を紹介します。
認定団体や資格について詳しくは、第2章を参考にしてみてください。
ここで紹介している目的別アロマ資格の種類は、当記事による独断によるものです。情報をわかりやすく整理して紹介する意図に基づくもので、仲介や斡旋などは行っておりません。詳細は各公式サイトにて確認の上、あらためてご自身で判断してください。
1-1. 家族や自分のためにアロマを学びたい
ご家族や自分のためにアロマを学びたい。
そう考える方は、意外と多くいらっしゃいます。
日本アロマ環境協会(AEAJ)による、アロマの基礎知識を習得できる資格です。
日本アロマコーディネーター協会(JAA)による、アロマに関するベーシックでオールマイティな知識を習得できる資格です。
ナード・アロマテラピー協会(NARD JAPAN)による、誰でも参加できる入門コースです。
アロマウェルビーイング協会(AWBA)による、介護アロマテラピーの素晴らしさを体験できる90分の講座です。
介護アロマについて詳しくは、下記の記事を参考にしてください。
1-2. アロマの資格を地域や社会活動に活かしたい
例えば介護施設など、地域社会でアロマセラピーが活躍できる場所は、少しずつ増えてきています。
そのような希望を持っているときは、下記の資格を参考にしてみてください。
日本アロマ環境協会(AEAJ)による、アロマテラピーの基本知識を正しく社会に伝え、安全なアロマテラピーの楽しみ方を一般の方にアドバイスできるようになるための資格です。
日本アロマコーディネーター協会(JAA)による、アロマショップやサロンの開業、アロマ関連セミナーの開催など、アロマを広く普及、啓蒙するために活用することができる認定資格です。
ナード・アロマテラピー協会(NARD JAPAN)による、アロマテラピーに関する基本的な知識を身につけ、精油を安全かつ適切に使えるようになるための資格です。資格取得後は、例えばアロマショップなどの仕事において、知識を活用し、適切なアドバイスができるようになります。
アロマウェルビーイング協会による、介護が必要なご高齢の方や障がいのある方のために介護アロマハンドケア/フットケアの技術を学ぶことができる講座です。資格取得後は、介護アロマハンドケアラー/フットケアラーとして活動できるようになります。
1-3. アロマセラピストとして独立・開業したい
アロマの資格を取って、いつかは独立したい!
もしかしたらあなたも、そんな風に考えていらっしゃるかもしれません。
そのようなときは、下記の資格を参考にしてみてください。
日本アロマ環境協会(AEAJ)による、プロのアロマセラピストとして、一般の方にアロマテラピートリートメントやコンサルテーションを実践できるようになるための資格です。
日本アロマコーディネーター協会(JAA)による、自宅サロン開業に必要なボディトリートメントの知識・技術を学ぶことができる資格です。
ナード・アロマテラピー協会(NARD JAPAN)による、様々な手技と解剖生理、コンサルテーションスキルなどを学ぶことができる、アロマトリートメントを職業として提供したい方を対象としたコースです。
アロマウェルビーイング協会(AWBA)による認定資格で、介護アロマを教える講師として活躍することができるようになります。
1-4. アロマの知識を深めたい
アロマに関する知識をもっと深めたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
例えば安全なアロマテラピーの実践方法や理論を学ぶことで、一般の方に教えたり、広めたりすることができるようになるための資格です。
日本アロマ環境協会(AEAJ)による、アロマテラピー教育のスペシャリストとして、安全なアロマテラピーの実践方法を一般の方に教授できるようになるための資格です。
ナード・アロマテラピー協会(NARD JAPAN)による、アロマテラピーに関する基本的な知識を身につけ、精油を安全かつ適切に使えるようになるためのコースです。
IFA プロフェッショナル アロマセラピーディプロマコース(IFA)
IFAによる、臨床的なアロマセラピーの知識と理解を高め、受講者が最先端の治療技術を得るために設定されたコースです。
アロマウェルビーイング協会(AWBA)による、介護アロマハンドケアラー認定講座と介護アロマフットケアラー認定講座を修了した方が受講資格を得ることができる、介護アロマテラピーについてより深く学ぶことができる講座です。
2022年度決定版! 協会・団体ごとのアロマの認定資格のわかりやすいまとめ
第1章でご紹介したように、実はアロマの資格には、さまざまな種類があります。
これは、さまざまな協会がそれぞれ独自に資格を定め、検定を主催しているからです。
そこで第2章では、アロマの資格を認定している団体や協会について、ご紹介していきます。
- AEAJ(日本アロマ環境協会)
- JAA(日本アロマコーディネーター協会)
- NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)
- 一般社団法人日本フィトセラピー協会
- IFA(International Federation of Aromatherapists)
- IFPA(The International Federation of Professional Aromatherapists)
- AWBA(一般社団法人アロマウェルビーイング協会)
AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)
AEAJ は、「公益社団法人」と言って、内閣府の公益認定を受けた協会です。
植物の香りを用いた「アロマテラピー」を通じて人々の心身の健康に寄与することを目的に、アロマテラピーの普及・調査・研究などの活動を行っています。
- アロマテラピー検定
アロマテラピーの効用などについて、その基礎知識を習得し、さまざまな場面で植物の香りを役立てられるようになります。 - アロマテラピーアドバイザー
アロマテラピーの基本知識を正しく社会に伝えることができる能力を認定する資格です。 - アロマテラピーインストラクター
アロマテラピー教育のスペシャリストとして、安全なアロマテラピーの実践方法を一般の方に教授できる能力を認定する資格です。 - アロマセラピスト
プロのアロマセラピストとして、一般の方にアロマテラピートリートメントやコンサルテーションを実践できる能力を認定する資格です。 - アロマブレンドデザイナー
精油を組み合わせてブレンドすることで、さまざまなシーンや目的に合ったオリジナルの香りを創作することができる能力を認定する資格です。 - アロマハンドセラピスト
安全にアロマテラピーを行うための知識を持ち、第三者にアロマハンドトリートメントを提供できる能力を認定する資格です。 - ナチュラルビューティスタイリスト検定
外的ストレスに対応できる植物の強いチカラを学び、旬の野菜やハーブ、睡眠や呼吸法などのカラダの内側からのケア、スキンケアやヘアケアなどカラダの外側からのケアに取り入れて、植物のチカラで、美しく健康的に輝く人を目指すための検定です。 - 環境カオリスタ検定
植物とその香りの恩恵について学び、身近にできるエコアクションを実践するための検定です。
JAA(日本アロマコーディネーター協会)
JAA は、アロマセラピーおよび関連する各種リラクゼーションの健全な普及を目的に、1995年11月1日に発足いたしました。
アロマテラピーについて、身の回りでの活用から社会に貢献できる人材の育成と活動支援までを行っています。
- アロマコーディネーター
アロマセラピーに関する基礎知識を備え、アロマを安全に生活に取り入れることができる方であることを示す、JAAの最もベーシックかつオールマイティなJAA認定資格です。 - インストラクター
アロマコーディネーターの上位資格であり、JAA認定インストラクターとして、セミナーやスクーリングの講師を務めることができます。 - ボディトリートメントセラピスト
自宅サロン開業に必要なボディトリートメントの知識・技術を学ぶことができます。 - アロマフェイシャルリラックス
お肌はもちろん、心と身体のバランスを整えるためのフェイシャルトリートメントを学ぶことができます。 - いやしのカウンセラー
セラピストとしてクライアントとのコミュニケーションの取り方について学ぶことができます。 - 介護アロマコーディネーター
アロマの知識やスキルを介護に活かすための知識・技術を学ぶことができます。 - 膝ケアコーディネーター
高齢者の方のための、膝のアロマケアについて学ぶことができます。
NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)
NARD JAPAN は、アロマテラピーに関する情報収集と研究開発および、アロマテラピーの正しい知識の普及と啓蒙を目的に設立された協会です。
- アロマテラピーベイシック
誰でも参加できる入門コースで、アロマテラピーの楽しさを実体験することができます。 - アロマ・アドバイザーコース
アロマテラピーに関する基本的な知識を身につけ、精油を安全かつ適切に使えるようになるためのコースです。 - アロマ・インストラクターコース
アロマテラピー上級者として専門的な知識を吸収し、指導者としてアロマテラピーを正確に伝えることができるようになるための理解を深めるためのコースです。 - リラックス・トリートメントコース
アロマトリートメントの初歩を学ぶためのコースです。 - アロマ・セラピストコース
様々な手技に加え、解剖生理やコンサルテーションスキルを学ぶことができる、アロマトリートメントを職業として提供したい方を対象としたコースです。
一般社団法人日本フィトセラピー協会
日本フィトセラピー協会は、フィトセラピーの普及・啓蒙を目的に設立された協会です。
フィトセラピーとは、さまざまな植物療法の総称で、アロマセラピーも含まれます。
IFA(International Federation of Aromatherapists)
アロマテラピーのはじめての運営組織として、1985年に創設されたのが IFA です。その活動は世界中に広がっています。本格的なアロマの資格を用意しており、資格取得のためには年単位での計画が必要です。
IFPA(The International Federation of Professional Aromatherapists)
IFPAはアロマセラピー専門の協会として、高度なアロマセラピー教育の提供により、プロのアロマセラピストの育成と支援を行う英国の組織です。現在は海外の多くの国にも広がっています。
AWBA(一般社団法人アロマウェルビーイング協会)
アロマウェルビーイング協会では、協会では、アロマテラピーとコミュニケーションを活かし、介護が必要なご高齢の方や障がいのある方のウェルビーイング(しあわせな人生)を実現するアロマケアラーの育成に携わっています。
- 介護アロマ入門講座
介護アロマテラピーの素晴らしさを知っていただくための、初心者の方でも楽しく学べる90分の講座です。 - 介護アロマハンドケアラーコース
介護が必要なご高齢の方や障がいのある方のために、介護アロマハンドケアの技術を学ぶ講座です。 - 介護アロマフットケアラーコース
介護が必要なご高齢の方や障がいのある方のために、アロマフットケアの技術を学ぶ講座です。 - 介護アロマ応用講座
介護アロマハンドケアラー認定講座と介護アロマフットケアラー認定講座を修了した方が受講資格を得ることができる上級コースです。 - 介護アロマインストラクター認定講座
アロマウェルビーイング協会では、介護アロマを教える講師となるためのコースを提供しています。講座説明会にて詳細をご説明いたします。
アロマ検定「超」攻略法! アロマ資格の学びかた・資格の取りかたについて
第3章では、アロマの資格を取得するための効果的な勉強法について、わかりやすくお伝えしていきます。
3-1. アロマの資格、気になる合格率はどれくらい?
まずはじめに、気になるアロマ資格の合格率について。
さまざまな資格があるため一概にはいえませんが、おおよそ 75%~90% 近くと考えられます。
ただし、第2章でも紹介した IFA や IFPA などの国際資格については、もっと厳しくなるようです。
実社会でどれくらい役に立つか?
注意点としては、アロマの資格の多くは、「取得すれば自動的に仕事に就くことができて収入が得られるものではない」ということです。
現状においては、趣味や自己実現に近い資格といえるでしょう。
ですが、だからこそアロマの資格を取得することで、よりやりがいのある仕事や、充実した人生が送れるようになる、というのも事実です。
例えば、アロマウェルビーイング協会(AWBA)が認定している介護アロマに関連する資格は、これからの社会でも需要が高まってくることが予想されています。
アロマの資格は取得する目的を考えよう
このような資格だからこそ、あなたご自身の目的をはっきりさせておくことが大切ではないでしょうか?
迷っている場合は、第1章の「目的別 アロマ資格の種類」も参考にしてみてください。
3-2. アロマの資格を取得するために知っておきたい基本的なステップ
アロマの資格を取得するときは、次のようなステップが一般的です。
- 取得したい資格に関する講座を受講する
- 資格認定のための検定を受検する
講座を受講して、そのあと検定を受験して合格することで、資格取得できる。
ごく基本的なことではありますが、まずはこのステップをおさえておいてください。
3-3. アロマ資格取得のための講座受講は通学とオンラインが主流
資格を認定している協会は、多くの場合、全国のさまざまな場所で講座受講・検定受験ができるようになっています。
しかし最近は、オンラインでできるところも増えてきています。
そこで、通学とオンラインのメリット・デメリットについてまとめておきました。
受講前の参考にしてください。
通学による資格取得のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
人間関係が広がり、興味関心を同じくする仲間ができる | 交通費や通学時間がかかる |
技術をしっかりと磨くことができる |
オンラインによる資格取得のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
交通費や通学時間がかからない | リアルな人間関係を構築しにくい |
オンラインの場合は、交通費や通学時間がかかりません。
しかし通学ならではの他の生徒や講師との交流など、リアルな人間関係にひろがりといった部分では、やはり通学にメリットがあります。
同じ興味関心を持つ、ずっと付き合えるような仲間ができることも少なくありません。
理論はオンライン、技術は通学といったハイブリッド型の講座もある
また講座によっては、理論はオンライン、技術習得は通学、といったものもあります。
気になる資格のページ・サイトを開いて、通学またはオンラインかについて、チェックしておくとよいでしょう。
3-4. 自分にあったアロマスクールを選ぶには?
自分にあったアロマスクールを選ぶには、どうすればよいでしょうか?
もしできるなら、実際にそのスクールを訪問して、雰囲気をチェックできるとよいと思います。
直営サロンがあるならば、直営サロンに行ってみるのもよいでしょう。
スクール選びは、アロマの資格を取得するだけでなく、アロマに興味を持つ仲間や講師との交流なども含まれてきます。
資格取得後のサポートなども含めたスクール選びを心がけるようにしましょう。
アロマの資格の将来性と収入
アロマの資格には、将来性があるでしょうか?
資格を取得することで、収入が増えるのでしょうか?
この章では、アロマの資格の将来性と収入について、わかりやすくお伝えしていきます。
4-1. アロマの資格の将来性
アロマテラピーには、長い歴史があると考えられています。
「アロマテラピー」として本格的に発展するのは20世紀になってからです。
ですがそれ以前にも、いわゆる「芳香療法」として、数千年の歴史があると考えられています。
このような歴史を学ぶことで、アロマテラピーがすぐになくなったり、使えなくなったりするものではない、ということが理解できるでしょう。
現在では、資格取得後の現実的な道として
- 自分や家族のために活用する
- 地域や社会のためにボランティアとして活躍する
- アロマテラピーのショップ・サロンに勤める
- 独立開業する
といった選択肢があります。
将来性という意味で注目されているのは、「介護アロマ」です。
高齢化社会を迎え、ますますニーズが高まる可能性があるからです。
4-2. アロマの資格と収入
アロマの資格を取得したあとで、アロマテラピーのサロンまたはショップに勤務する場合、収入はどれくらいになるでしょうか?
アロマセラピストとしてサロンに勤める場合
求人情報などから予測すると、正社員としての平均月収は 20万円前後ではないかといわれています。
これはもちろん、一概にはいえません。
しかし、厳しい言いかたになってしまうかもしれませんが、アロマセラピストとしてサロンに勤める場合は、「やりがいはあるけれど給料はそこまでではない」と心の準備をしておくべきかもしれません。
アロマセラピストとして独立開業する場合
ご自身で独立開業する場合は、収入や働きかたは、自分で決めることができます。
こちらも一概にはいえませんが、アロマで開業する場合は、「自己実現のための独立」として、収入や名声よりも、ご自身の人生の充実のために独立する方も多いようです。
一般的に自分の好きなことで起業・独立した場合、収入は減ることが多いものの、人生の充実度が高まることが多いと言われています。
また、「やらないで後悔するよりも、やってから後悔したほうがいい」とよくいわれますが、実際に起業してよかった、と考える人も多くいらっしゃる傾向にあります。
あなたも「介護アロマ」の資格を取得して講師として活躍してみませんか?
この記事では、さまざまなアロマの資格の種類について、目的別・協会別にご紹介しました。
私は、初心者にも学びやすく、将来性のある「介護アロマ」の資格をおすすめします。
介護アロマの資格は、あなたのアロマセラピストとしての経験を、さらに活かしていくこともできるでしょう。
社会的な意義を持ちながらアロマの仕事ができることは、あなた自身の充実感を高めることにもつながります。
また、収入の柱を増やすことで、サロン経営を安定させることに繋がっていくことでしょう。
アロマセラピストとしての活躍の幅を広げ、サロン経営の安定と社会貢献につながる、アロマウェルビーイング協会認定の介護アロマ資格について、ぜひチェックしてみてください。